Anemone隔離エリア

感極まった時に投稿する

エンドゲームは俺の青春

いいこと日記つけようかなと思ったらここ思い出したから書きました。

ようは、今日のゼンカイジャーみたいなあの頃よかったbot になるわけです。まぁそこんとこ、よろしこ(ジュランおじさん)

 

 

学友へのマーベル布教

大学生時代、マーベル見てる友人が地元にしかいなかったので、インフィニティウォーあたりから周りに推しまくってた覚えがある。あの時見てくれた友人には感謝しかないです。

どうやって布教したかといえばIWシリーズ初見にさせると言う悪魔の所業なんですけどね、ガハハ。

 

というわけで一年かけてみごと友人を洗脳教育したので、俺の愛馬もとい俺の愛車で映画館へGO。

この時はまだ俺に笑顔があったらしいとは友人談。

そして始まるエンドゲーム、俺は死んだ。

 

 

俺じゃなくて映画を見ろ

別に内容なんか語る必要なんてないので簡潔にその時起きたことを言う。

 

引くほど泣いた。

 

そらもう引くほど泣いた。4dx で揺れに対して身構える余裕もなく、ただ噴射されるミストではありえないレベルで頬がびしょびしょで手がカピカピになったのをよく覚えている。

この時、友人Aは「うわー、この展開、Anemoneくん死んだやろうなぁ」とか思ってたらしくスクリーンではなく俺の顔を確認していたらしい。

友人Bは「なんかすげえ泣き声聞こえる。誰だ?」と思ったら俺だったらしい。なんか顔すごかったらしいね。

 

 

当時の俺は「そんなにか?そんなにだったか!?」と聞いて「死んでたよお前」と返されてました。

 

 

ところで、人間は強い衝撃を与えられた時は記憶が一部飛ぶらしい。大抵は思考リソースに回す余裕が無くて、記憶に残せる情報が少ないとかいうのを昔似非科学で聞いたが、あながち間違いではないと思う。

何故なら、僕の記憶だとアッセンブル以降の記憶が初見マジでぶっ飛んでるのです。

いや二回目見てビビりますよ。「あれ?ここ見たような気がするのに覚えがない」ってすげえ意味のわからない宇宙猫してるんだから。

 

映画見てて記憶がないって、逆にすごい映画体験味わってるよねと噛み締めてはいるが、あの当時の衝撃を超えてくる映画に俺は出会える気がしなくて少しの寂しさがある。

頼むぜマーベル、東映、その他もろもろ。俺は脳みそシェイクされるような劇物求めてんだ。(卒業後、ヒロアカ映画二作目で脳を揺らされて雄叫びをあげるのは別の話)

 

 

 

ようするに

ここでエンドゲームは青春という話に戻るが、何をもって青春としたか?

それは友人と隣り合って感情丸裸で楽しめていたということに他ならない。

 

元来、人とコンテンツを共に見てきた経験が少ないのもあって、誰かと一緒の場になると抑える癖がある。一人で喋りすぎてキモがられそうとか、諸々あったりするのでまあ押し込めて楽しめるライン引きをして一定までいくとそこで足を止める感じ(それでも口は達者だったが)。

それでもこの時はそんなこと気にしないで、ただ「見たい」という語彙力もこだわりも薄い、飾りもない素のまんまで見に行って映画館を後にしていた。

もう一人で楽しんで、布団で横になってディスプレイ眺めて小さく笑ってるだけだったオタク人生にとって、あの時三人で映画館に行ったのは輝かしい青春だった。

 

流行り病の性質上、本当に難しいが、できるならあの夏の映画仮面ライダービルドや、学友と大学で感想戦をしたエンドゲームのように、誰かと映画を見に行って、帰りにサイゼでペペロンチーノ食って帰るという、気取ってるわけでもカッコつけてるわけでもない、適当なオタク遊びを俺はしたい。